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物語は、ほんとうの美味しさをつくった。福島県大玉村の向山製作所スイーツ物語 ブログ風に

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物語は、ほんとうの美味しさをつくった。向山製作所の生キャラは、それを実感させます

スイーツブランドの向山製作所は、平成2年に下請け電子部品工場として福島県大玉村に誕生しました。

大玉村は、福島県の中央部にありあの智恵子抄で名を馳せて安達太良山のふもとの村です。
『~安達太良山のうえに毎日でている空が《ほんとう》の空だという~』智恵子抄より抜粋。

大玉村

大玉村

当初は、ほとんど掘っ立て小屋の工場で従業員は数名でした。その後、ITバブルに乗り工場も大きくしましたが、バブル崩壊そして自転車操業になってしまいました。

出典画像、ふくしま・ふるさとUIターン

社長の織田さんは、夜も寝れない時を過ごして、どうしようか思案します。電子部品工場から職種を変更することを考えます。そして、仕事を終えたあとは調理師の免許を取るために夜間の専門学校に通いました。弁当屋をするつもりだったそうです。しかし、まわりは見渡すかぎりの田んぼと山であることに気がつきます。

そして、思いついたのが生キャラでした。生キャラの知識は夜間専門学校で得たものしかありませんでしたが、猛勉強と実際に何度も失敗してひとつの商品を作り出しました。それから、品揃えすることも出来ました。

「よし、これなら行ける。この生キャラに賭けるしかない」。この強烈な想いは、百貨店及び国際線の機内販売の商品までなりました。

しかし、2011年の東日本大震災は、最後の望みまでも打ち砕きます。取引先からは苦情と返品の山となり注文は完全に途絶えました。

「物語は、ほんとうの美味しさをつくった」。

すべてが、終わったと思ったとき夢を見ました。世界のスイーツブランドの中に《向山製作所》があったのです。そこで気づいたのです。「世界ブランドの向山製作所なら、この程度で倒れるわけがない」。

そして、従業員をあつめてスイーツを再び作りはじめたのです。レシピの数は100種類をはるかに超えました。
 

「生キャラメル」

今では定番のスイーツになっていますが、
向山製作所さんの生キャラメルは、口どけ・風味が素晴らしい!!
その美味しさは、芸術品のようです。食べたら感激しますよ♪


生キャラメル 1箱12粒入り 890円〜920円、18種類のフレーバーが揃っています。

東京駅に隣接するグランスタ、東京の百貨店からも続々と声が掛かり、期間限定で出店しています。

そして、生キャラメルの味が認められ、お菓子の世界的な祭典として有名なパリの「サロン・デュ・ショコラ」に出展。
10月31日〜11月4日まで、屋内の展示場に3m四方のブースを設け展示販売しました。

しかし、ここまで来るには平坦な道のりだったのではなく、様々な物語があったんです。
出典、ふくしま新発売『町工場からパリへ生キャラ物語~』

Hanako「ふくしまから“あめぇもん”はじめよう。」Hanako “Introducing Fukushima sweets!” 第1回投稿こんにちは。Hanako編集長の北脇です。
前回の投稿で触れましたが、来年1/24発売の「Hanako」で東北のスイーツ特集を行うことになりました。そこで、このFacebookページでも福島のおいしいスイーツを実際に取り寄せて紹介していきたいと思います。題して「ふくしまから“あめぇもん”はじめよう。」!1回目の今回は、広報課の橋川さんおすすめの「新スタンダード生キャラメル」(向山製作所)をお取り寄せ。ノースミルク&カラメル、えごま&山塩、抹茶&紅茶という計6種のフレーバーで、どれも口に入れるとおいしく溶けていきます。特に、「えごま」はキャラメルとは思えないほど素材本来の味が生きていて、クセになるおいしさでした。その他、塩の味が甘さを引き立てる「山塩」や、濃厚なミルクが楽しめる「ノースミルク」も本当に味わい深かったです。福島と言えば和菓子のイメージが強かったのですが、洋スイーツのレベルの高さに感激しました。橋川さんによると、向山製作所は電子部品を製造する会社なのですが、スイーツで地元を活性化したいという思いから平成20年にスイーツ事業部を立ち上げ、生キャラメルの製造販売を始めたとのことでした。電子部品とスイーツ、一見、全く違った分野に思えますが、そこには熱い思いがあるんですね。今年は、パリで行われたチョコレートの祭典“サロン・デュ・ショコラ2012”にも出展し、連日、大勢の人で賑わっていたそうです。みなさんも、ふくしまのおいしいスイーツの情報がありましたら、ぜひこのFacebookページで教えてください。スタンダードな有名スイーツからまだあまり知られていない個性的なスイーツまで、橋川さんやみなさんからの情報を参考に試食したく思っています。宜しくお願いします!「新スタンダード生キャラメル」はここからお取り寄せできます!(http://bit.ly/UUJ4sT)Hello, this is the Chief-editor of Hanako, Kitawaki here.
I spoke about in my previous post how the next edition of Hanako on sale from Jan 24th next year will be a special edition on sweets from the Tohoku region. That is why I would like to also introduce the sweets on the facebook page. It will be entitled “Introducing Fukushima sweets”.This time we are reviewing the “New standard raw caramel” ( Mukaiyama Seisakusho) as recommended by Ms. Hashikawa from the PR Division. The company makes many caramels with varying tastes flavours and characteristics all of which were delicious. I was taken a back with the high level of western style sweets produced in Fukushima as the image I had was more of Japanese style sweets.According to Ms. Hashikawa the Mukaiyama Seisakusho was an electric parts maker that wanted to stimulate their hometown economy through sweets. In 2008 they created a sweets project department and began making and selling raw caramel. Of course electrical parts and sweets are at a glance completely different fields however there is a passion for both. This year they entered a stall in the famous chocolate festival in Paris “Salon Du Chocolat” where it seems day after day they were crowded by people wanting a taste.If everyone has any information about delicious Fukushima sweets please post them on the facebook page. We are hoping to try many different sweets following recommendations from everyone or from Ms. Hashikawa, from very well known standard sweets to not really well known individual sweets.You can order the “New standard raw caramel from here! (http://bit.ly/UUJ4sTSee More
向山製作所 東京駅地下1F

向山製作所KITTE GRANCHE’店 東京駅地下1F

出典;株式会社向山製作所 スイーツ部

ぜひ、智恵子が言った「~あの安達太良山の上に毎日でている空が《ほんとう》の空~」の麓(ふもと)で作られたスイーツをお試し下さい。

「物語は、ほんとうの美味しさをつくった」。

向山製作所 生キャメル
向山製作所 スイーツネットショップ
ギフトセレクション(贈答品として)

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