会津田島祗園祭は、鎌倉時代に記念し由緒ある約800年まえの祭りです。
会津田島祗園祭は、京都の八坂神社の祗園祭、福岡の櫛田神社の博多祇園山笠とならぶ日本三大祗園祭のひとつとされています。
今から約800年以上の昔、鎌倉時代の 文治年間に、この地方を治めることになった長沼五郎宗政が、旧地で信仰の厚かった 牛頭天王・須佐之男命 を奉 斎し、 天王社として祭ったことが始まりで、その後、今から400年前の慶長8年に、領主長沼盛実が京都八坂神社に準じた祭礼格礼を取り入れ、「祭の決まり」を定めて、現在の祇園祭に至ったとされています。
祇園信仰は疫病から守ってもらう祈りや、自分たちの元にこないように祓ってもらう信仰です。
伊達政宗が会津を支配した時代に、一時、祭は出来なくなりましたが、祭礼を定めた慶長8年に住民が当時の城代小倉作左衛門にお願いして、祭が再興されました。当時は、天王祭と呼んで6月15日に行われていたようです。
明治4年、天王社は田出宇賀神社に合祀となり、田出宇賀神社例祭が祇園祭と合併の祭日となりました。
更には熊野神社の例祭日が明治12年に同一日になるなど、様々な改変を重ねてきましたが、祇園祭の伝統は、牛頭天王奉鎮以来の社家である現宮司室井家により、脈々と今に伝わり、その礼式が保持されています。
このように、現在の祭礼の形態は幾多の変遷を重ねてきていますが、慶長の復興願いの「しきたり」が基本となっているといわれています。出典:南会津町商工観光課
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■車
宇都宮ICから今市経由で91kmのR121号沿い。
又は西那須野ICからR400号塩原・上三依経由56kmのR121号沿い。■電車
東武鉄道浅草駅から会津鬼怒川経由3時間15分。会津田島駅。出典:南会津町商工観光課
会津田島祗園祭の詳しくは、こちらのホームページをみてください。
南会津町商工観光課